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大学スポーツ協会の名称が“ユニバス”に決定!

JUGEMテーマ:スポーツ

 

20181022日に、各メディアが、2019年春に創設予定の「大学スポーツ協会」の略称が「UNIVAS、ユニバス」に決まったことを報じていました。

 

ご存知のように、ユニバスは、全米大学体育協会(NCAA)をモデルに検討され、設立される日本国内の大学スポーツの統括組織である。

創設の景気になったのは、日大アメリカンフットボール部の選手による悪質タックルなどで大学スポーツの閉鎖的な体質が明るみになった出来事です。

つまり、大学の部活動のガバナンス(組織統治)向上を果たす役割を各競技団体、各大学を横串で結ぶ組織です。

高校は「全国高校体育連盟」など横串の統括組織がありますが、大学にこれまでなかったのが不思議なぐらいです。

http://www.zen-koutairen.com/

 

1022日の毎日新聞の報道によると、

・大学の部活動ではOBが指導者を務める場合が多い

・そのため、権力が集中するケースも散見される

・指導者からのパワーハラスメントがあっても相談窓口を設ける競技団体は少ない

・窓口は当事者の大学に限られるのが実情

・ユニバスで検討する相談窓口は第三者であるため心理的抵抗が少ない

・実効性を持たせるため、弁護士事務所などに業務委託することを想定している

・各大学の担当者を集め、課題解決方法の共有も図る予定

・定款には、学業との両立や選手の安全確保、大学スポーツのブランド力向上も目的に含まれた

・一般社団法人として200大学・団体の参加を目指している

そうです。

 

ユニバス創設の理念は正論だし、日大アメフト部、至学館大学レスリング部、東京富士大学スフとボール部、日大競技チアリーディング、日大水泳部などパワハラ、セクハラ問題が頻発し、表面化する事態になっている現状を鑑みれば、創設されるのが遅かった気もします。

 

今回は、スポーツ庁が音頭をとって、設立にこぎつけたわけですが、スポーツ行政のほどんどの権限は文科省が握っています。

また、パワハラ、セクハラ被害者や通報者の立場を守る仕組みの整備も必要でしょうし、被害者の他大学への移籍や指導者への処罰などの権限がユニバスに持たされていない限り、対策は限定的な気がします。

 

定款の目的を達成しているのか否かの内部監査など自己評価システムも必要です。

ユニバスのトップには、現在、プロ野球・横浜DeNAベイスターズ前社長の池田純氏(42)を軸に複数の候補が挙がっているそうです。

スポーツ組織の知識、特性、経験に長け、大胆な提言と実行力を人材をトップに据えることは、組織の成功のためには重要な要素です。

単なる、文科省やスポーツ庁の天下り組織とならないことを期待したいですね。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 07:50
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北電に損害賠償請求するコープさっぽろ

JUGEMテーマ:ビジネス

 

消費生活協同組合である「コープさっぽろ」が、北海道電力に損害賠償請求を請求するとの報道が10月上旬に各メディアで報じられていました。

 

107日付の北海道新聞の記事によれば、

◆食品廃棄による損害は96千万円に達している

◆取引先の企業、団体と連携し、北電に賠償請求の書面を送る

◆道内の流通大手がブラックアウトによる損害賠償請求に動くのは初めてとみられる

◆コープさっぽろは全道に展開する108店舗や物流センター、加工工場で、地震後に停電した

◆その結果、冷蔵・冷凍庫が使用できなくなり、損害は店舗分だけで約9億円に上った

◆コープさっぽろの大見英明理事長は「今回の停電は人災ともいえるものだ。その分は、電力会社に責任がある」として、北電への賠償請求が必要だと判断した

◆「大規模電力を一極集中させたことで事故リスクが高まった」と主張

◆損害賠償の請求を通じて、電源の分散化を求めるなど電力供給のあり方についても、問題提起したい考え

だということのようです。

 

個人的には、私もコラムを通じて、何度か発言していますが、今回の胆振東部地震における北海道内のブラックアウトは、「人災」あるいは、「運転管理など現場マネジメントの不備」の部分が多分にあると思います。

 

もちろん、

「地震や災害だから、北海道電力を責めたって始まらない」

「地震や災害にも耐えられる発電所を作り維持するとしたら、電力料金が何倍にもなる」

「コープさっぽろは、地震保険に入っておらず、自家発電などの体制も十分でなく自業自得」

といった考えもあります。

 

確かに、今回の苫東厚真発電所の損傷個所は、ボイラ管に集中しており、今回のような規模の地震では、発電所の配管系が、まったく無事であるということは、経済性を鑑みて技術上、まずありえません。

ただ、コープさっぽろが主張するように、

・大規模電力の一極集中に対するリスク

・需給バランスの負荷調整の観点から、各発電所が自動停止するまで運転管理

については、北海道電力に非があると思います。

 

この手の争いでは「当時の技術では想定しえるものではなかった」と逃げられてしまうことが多いですが、「電力共有の分散化」や「全道ブラックアウトを防ぐ運転管理」は、もう少し、対策が取れたはずです。

もしかしたら、北海道電力的には、「政府方針もあるし、いずれ、泊原発が稼働するから、それまでの辛抱だ」との読みもあったのかもしれません。

しかし、東日本大震災の北側(位置的には今回の胆振地区らしい)のエネルギーは抜けきっていないという地震学者も多くおり、リスクを考えれば、分散供給は最優先の経営課題だったはずで、何も議論さえされていなかったのなら「経営責任が問われる」可能性は否定できないでしょう。

 

おそらく、コープさっぽろも、「廃棄食材などすべての損害を支払え」というつもりはなく、「電力供給のあり方」についての提言という側面が強い訴えだと思います。

裁判が長期化するぐらいなら、和解案に応じるでしょうし、最終的な落としどころも例えば、実損害額の50%とか30%とか、ある程度、決めているのでしょう。

今後のこの裁判の行方に注目です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ615号より)

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 05:38
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カラムーチョの朝ごはん

JUGEMテーマ:日記・一般

 

201896日に発生した「北海道胆振東部地震」に伴う節電要請は、ようやく解除され、札幌の街のあかりも戻ってきました。

地震のあとに、会った人との会話は「地震の時はどうでしたか?」というもの。

私の場合は、出張であちこちに出かけていることを相手が知っているので、「どうでしたか?」の意味合いには、「地震の時は北海道にいましたか?」

という意味も含んでいるようです。

 

私が地震の時は、北海道にいたことが分かると、次に話題になるのが、

「水や食材の調達について」

です。

確かに、地震発生からしばらくは、コンビニエンスストアやスーパーには行列ができ、物流網も遮断されていたので、品薄でした。

 

しかし、私の場合、ひとり暮らしの気安さから、

◆飲料類は500ミリのペットボトル換算で、30本以上の備蓄があった

◆レンジでチン系の冷凍食品、カップ麺がそれぞれ10食以上はあった

◆お菓子類もそこそこ備蓄していた

という状況なので、全く慌てることがありませんでした。

 

ただ、そう話すと「お菓子でお腹は減らないんですか?」とたいていの人が聞いてきます。

高校生までの私なら「朝、昼、晩とごはんか、パンか、麺類を主食にする」というのは、当たり前の食生活でした。

しかし、大学生になり、ひとり暮らしをすると、最初の頃は、実家で出されていたような食事を自分でも再現して作っていました。

たぶん、当時の大学時代しっている先輩、同期、後輩なら、私がアパートで自炊しているイメージが強いと思います。

 

ただ、大学生活も4年目、大学院と進むと、「ひとり分のごはんを三度三度作るのが面倒」になってきました。

また、研究室にこもる生活が増え、体質的に、1日程度、食事を抜いても「お腹空いたぁ」という感覚が薄いのも助かりました。

こうした時に、小腹が空いたなぁ、と思って食べたお菓子で印象に残っているのが湖池屋さんの「カラムーチョ」です。

その経験以降、「朝ごはんにカラムーチョと牛乳」とか「カールとカルピス」という朝食をとることも違和感なくなりました。

 

そのせいか、東日本大震災で宮城のホテルにカンヅメになったときも、今回も、「お菓子があれば平気」という感じでした。

 

話は変わりますが、食品メーカーのダイショーが、湖池屋「カラムーチョ」とコラボした「コイケヤ監修 カラムーチョ鍋スープ ホットチリ味 中辛」(248)と「コイケヤ監修 カラムーチョ鍋スープ ホットチリ味 辛口」(248)201893日から全国発売を開始しました。

まだ、試していませんが、先日、スーパーで見かけて、「お菓子の味が鍋のもとになるとは!!」と驚きました。

 

健康上の理由から、徐々に「激辛もの」から卒業しつつありますが、「中辛味」を試してみたいな、と思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ612号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 04:59
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KYB製オイルダンパーのデータ改ざん問題

JUGEMテーマ:ビジネス

 

すでに、多くのメディアが報じていますが、油圧機器メーカー大手の「KYB株式会社」(旧社名カヤバ工業)と子会社による免震・制振装置のデータ改ざん問題が大きな問題へと発展しています。

 

KYB株式会社のウェブサイトは、アクセスが集中しているのか、いまだに、つながりにくい状態です。

https://www.kyb.co.jp/

 

各メディアが後追い報道を次々としていますが、1019日付のテレビ朝日の報道によると、

「製品の性能検査は検査員1人の体制」

で実施されていたそうです。

 

この報道によると、

◆免震・制振装置を月に120本生産している

◆すべての性能検査を1人が行っていた

1人で検査する体制は、生産がKYBから子会社に移っても引き継がれていた

◆特定の従業員に任せていたことで、不正が長期化した疑いがある

KYB19日午後に改ざんの疑いがある物件について、所有者らの了解が得られた建物の名前を公表する

◆自治体の庁舎や観光施設、病院などが中心で、マンションなどの民間住宅については今回は公表は見送られる見通し

だそうです。

 

気になるのは「検査員一人体制」です。

KYBのウェブサイトでは

「モノづくり企業の原点に立ち返り、KYBグループ総力を挙げて信頼回復に努める」

とあります。

しかし、

「検査員個人の問題で特殊なケース」

として、単純に処理されるとしたら問題です。

仕事のやり方、人員配置、社内体質・・・といった点について、この機会に総点検し直すべきです。

 

また、「民間住宅」は「資産価値の急落」が考えられるため公表を見送るのでしょうけれど、住民や購入希望者(契約直前)には、しっかりは公表して欲しいものです。

 

それにしても、KYBのオイルダンパーは、全国的に納入されていて、影響は相当出そうです。

スカイツリーのオイルダンパーもKYB製だそうで、こうした物件の強度上の問題となれば、大手企業のKYBといえども、吹っ飛んでしまうかもしれません。

 

また、JABのウェブサイトで確認すると、KYB系企業の認証登録は、かなりあります。

https://www.jab.or.jp/system/iso/search/

認証機関が、どのような調査をして、どのような対応(認証一時停止、取り消しなど)をするかについても、注目です。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ616号より)

 

追記:

20181019日の午後に、KYBは、不正や不正の疑いがある免震装置が使われている可能性があり、かつ、公表の了解が得られた公共性の高い国や自治体の施設70件の建物名を公表しました。

日経新聞の報道だと、この70件の建物には、2015年に発覚した東洋ゴム工業の免震装置の性能偽装でも被害に遭っていた施設があるそうです。

例えば、三重や高知の自治体庁舎など3施設は、東洋ゴム製の装置の交換を始めたばかりで関係者からは「また同じ被害に遭うとは」と嘆きの声が上がっているという。

被害者からは、「国を挙げて検査体制を見直すべきだ」と訴えているそうで、その想いは当然です。

公共施設の強度など安全面で影響が大きい建設資材について、検査体制を見直すとなると、例えば、工場での立会検査が考えられます。

ただ、この方法になると、発注者側の業務負荷が大きくなり大変です。

こういう事態に備えて「マネジメントシステムの認証制度」があるハズなのに、現状では、無力です。

これでは「マネジメントシステム認証制度不要論」が高まってもおかしくありません。

食品安全マネジメントシステム(FSSC22000)の世界では「非通知審査」が制度化され、認証サイクル(3年)の間に必ず実施することが要求事項となっています。

品質マネジメントシステム認証の場合も、こうした「被監査組織が緊張感を持つ制度」を導入しなければ、こうした品質不正の組織不祥事が起きるたびに、「ISOを持っている組織なのに。。。」という感覚になり信頼性をどんどん失墜させていく結果になっていると思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 11:18
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沢田研二さんの公演直前のドタキャン騒動

JUGEMテーマ:芸能

 

20181017日にさいたまスーパーアリーナでの公演を歌手の沢田研二(70)さんがドタキャンしました。

これに対して、沢田さんは、18日に、横浜市内で各メディアの取材に応じ、19日の朝の報道番組では、一斉に報じていました。

 

経緯はご存知の方が多いと思いますが、この公演は、

9000人入ると聞いていた観客が実際には7000人だった

・客席の一部がつぶされていた

という状況だったそうです。

そこで、沢田さん自らが、公演の中止を決断したそうです。

 

このことに対して、

「ファン軽視だ」

「俺様過ぎる行為だ」

と批判の声がワイドショーでは渦巻くと思われていましたが、各局のコメンテイターは、一様に「状況は理解できる」と沢田さんに対して寛容です。

 

私にような一般人からすれば、「70になってもファンが全国にいるなんてすごいじゃない、往年時代より、会場の規模を小さくして集客をすればいいじゃない」と思います。

しかし、大スターは「大きな箱が埋まらなくなった時は辞める時」と考えているそうです。

つまり、「タレントの意地」「矜持」によるドタキャンです。

これについて、テレビの世界にいる人たちは、「理解できる」と感じるようです。

 

メディア情報によると、

・所属事務所とイベント主催会社は18日に、公式サイトで公演中止を謝罪

・沢田さん自身も「今回はファンに甘えさせていただいた」と説明

・沢田さんは、ただ、はじめて公演を見に来てくれる予定だった人には申し訳ないと謝罪

・チケットの払い戻しについては「決定次第、速やかにご案内させていただきます」としている

・今回の損害額は、4000万円を超える(予想)

76日からコンサートツアー「70YEARS LIVE OLD GUYS ROCK」を開催中

2019121日の日本武道館公演まで全66公演を予定している

そうです。

 

素人考えですが、このツアースケジュールを見ると、所属事務所も、イベント会社も「沢田さんの70歳コンサートで荒稼ぎしようと無理にスケジュールを入れているんじゃない??」と思います。

いくら、沢田さんでも、1万人規模の会場を約7ヶ月で66公演は多すぎです。

しかも、66カ所の内、関東地区が23カ所あり、全盛期の歌手でも、大変なことです。

 

ただ、私のような一般人は、今回のドタキャン騒動を「ひどい話だなぁ」と感じますが、沢田さんは、2004年にも同様のケースで茨城でドタキャン歴があり「会場が埋まらなかったら公演をやらない」アーティストだということを所属事務所もイベント会社も、そしてファンも認識しているようです。

一般ビジネスなら、一気に信用を失いますが「俺様商売」が成り立つ沢田さんは、うらやましいし、すごい、と思ったニュースです。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 09:21
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コンビニ事業に専念するユニー・ファミリーマートHD

JUGEMテーマ:ビジネス

 

20181011日付の朝日新聞が、

「ドンキHD、ユニーを子会社化 ファミマはコンビニ専念」

という見出し記事を報じていました。

 

記事によれば、

◆ユニー・ファミマHDが保有する傘下の総合スーパー、ユニーの全株式(60%)をドンキHDに売却する

◆ドンキHDがユニーを完全子会社化する

◆この決定は、ユニー・ファミマHDとドンキHDがそれぞれ11日に取締役会を開催し決めた

◆ユニー・ファミマHDは、ドンキHDの株を20・17%を上限に株式公開買い付け(TOB)を実施し、持ち分法適用関連会社にする

◆買い付け額は約2119億円となる見込み

◆ドンキHDは201921日付で、社名を「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」に変更する

◆ユニー・ファミマHDは2017年にドンキHDと資本・業務提携した

◆ユニーの株式の40%を譲渡し、雑貨や日用品に強いドンキHDのノウハウを生かした再建に乗り出していた

◆残りの60%をドンキHDに売却することで、スーパー事業をグループから切り離し、コンビニ事業に経営資源を集中させる

という。

 

結果論ですが、実は、このユニー・ファミマHDからスーパー事業である「ユニー」を切り離すことは、201691日に純粋持ち株会社「ユニー・ファミリーマートHD」を設立した時から予想されていたことでした。(経営統合が基本合意されたのは20171015日)

当時業界3位のファミリーマートはコンビニ業界首位のセブンイレブンを追いかけるために、当時業界4位のサークルKサンクスが欲しくて、サークルKサンクスの買収をユニーサイドに持ちかけたが、ユニー側が「総合スーパーのユニーやアピタ、ピアゴなども一緒じゃないと嫌だ」とごねたことで、それならばと「ユニー側の事業すべてを丸のみ」する形で経営統合に至ったといわれています。

 

つまり、ファミマ目線で見れば、欲しいのはコンビニだけど、いったん、総合スーパー(GMS)部門も含めてごっくんと(ユニーグループHDを)飲み込んで、GMSは、どこかと業務提携して(ドンキHD)さらに利益が出る状態にして、ゆくゆくは、業務提携先に売却しよう、という経営戦略だったのでしょう。

 

ただ、それにしても、サークルKサンクスを全店ファミリーマート化することに3年かけて、この秋に完了するそうですが、結果的には、「ファミリーマート側が元々やりたかったこと(サークルKサンクスの買収)」をその完了とほぼ同時進行でドンキHDにユニー売却を決定したスピードには驚かされます。

おそらく、2017年にドンキHDと業務提携し、ユニー店舗をMEGAドン・キホーテUNYのダブルネーム業態に変更した店舗が予想以上に好調であることが、ユニー・ファミマHDとドンキHD双方にとって、「業務提携を強めることはメリットがある」との判断になったのでしょう。

 

整理すると、

◆ユニー・ファミマHDは、ユニーをドンキHDにすべて売却する

◆ユニー・ファミマHDは、ドンキHDの株式の20%を取得する

◆ドンキHDは、ユニーを完全子会社化する

ということが実現されるので、ユニー・ファミマHDとドンキHDをひとつの企業グループとして捉えれば、総合スーパー(GMS)、ディスカウントストア(DS)、コンビニ(CVS)のノウハウがどんどん蓄積される企業体が誕生したといえるのかもしれません。

 

ドンキHDの株式を保有することでユニーとの関係は間接的になりましたが、ユニー・ファミマHDの今後は、

◆ユニー・ファミマHDの社名変更

でしょう。

 

話は、少しずれますが、ドンキHDの大原社長が、会見で、

「ユニーを効率化するというよりは、ユニーを収益化しお客様が喜ぶ店舗づくりをするために、ドンキは何をすべきか。効率化を進めることとお客様に喜んでもらうことがトレードオフとならないようにしたい」

と述べたそうですが、「お客様視点」を大事にしているドンキらしい発言だな、と感じました。

今回の報道で、消費者サイドが心配なのは、「MEGAドン・キホーテUNYだらけになっちゃうの?」、「アピタやピアゴもドンキ化するの?」ということです。

しかし、「経営効率」することで、チェーンストアの良いところ、個店主義の良いところ(ドンキ)、生活向上・生活便利店の良いところが失われてしまうようなことにはしません、というのがドンキHD大原社長の方針なので、地域に合った業態転換を進めていくということのようでひと安心です。

 

それにしても、これで、ドンキHDは、傘下の店舗が、国内だけで、

◆ドン・キホーテ(パウを含む) 212

◆ピカソ(エッセンス、驚安堂、エキドンキ、ソラドンキ、情熱職人を含む) 30

MEGAドン・キホーテ 124

◆ドイト 17

◆長崎屋 2

が現在あります。

ここに、ユニーの、アピタ、ピアゴ、ラ フーズコア、MEGAドン・キホーテUNYが加わりますので、総合スーパー、ディスカウントストアを傘下に持つ日本有数の企業になるわけです。

ドンキの「宝探しのように買い物を楽しんでもらう」というコンセプトを望まない「買い物効率重視」の主婦層も少なくないです。

しかし、長崎屋がMEGAドン・キホーテに業態転換して売り上げ好調なのも事実なので、ユニーの既存店舗が、どのように変化していくのか、今後に注目したいです。

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author:有賀正彦, category:経営・ビジネスに関する話, 08:42
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世界オセロ選手権最年少優勝更新と医学部受験問題

JUGEMテーマ:ニュース

 

若干、旧聞に属する話ですが、なんとも、微笑ましいニュースが、1016日に飛び込んできました。

それは、10912日にチェコで開催された第42回世界オセロ選手権で、神奈川県の小学5年生の福地啓介君(11)が、世界の強豪を相手に史上最年少で優勝したニュースです。

福地選手は、オセロ世界選手権優勝者(1982年)の最年少記録を36年ぶりに更新したそうです。

 

そして、福地選手が優勝するまでの、「最年少優勝記録保持者」だった36年前のチャンピオンは、谷田邦彦氏。

その谷田氏が、1015日に、日本選手団の帰国便であるデュッセルドルフ発成田行きの便(ANA機)で、担当機長として、サプライズな機内案内があったそうです。

 

各メディアの報道によると、谷田機長の機内放送は、以下の通りだったそうです。

「オセロの世界チャンピオンが、この飛行機をご利用いただいています」

「最年少優勝記録の快挙です。以前の記録は私自身が打ち立てた15歳という記録でした」

 

報道によると、全日空は、日本選手団の日程は事前に把握しており、谷田さんが帰国便の担当に手を挙げて、フライトを調整したという。

オセロ世界選手権において、日本選手団は、優勝候補で、福地選手以外の日本人男性が今大会では優勝候補にあげられていたそうです。

まさか、谷田さんも、福地選手が優勝し、自身が持つ最年少記録を更新することになるとは、きっと、数パーセント程度しか頭に浮かべていなかったでしょう。

そして、仮に、福地選手以外の日本人が優勝し、帰国便のフライトを担当し、サプライズ放送したとしても、おそらく、全国ニュースになることはなかったでしょう。

 

私は経験していませんが、ランニング仲間に、某航空会社の機長がおり、ランニング仲間がグループで某便に搭乗したところ、その機長が担当機長で、サプライズ放送があった、という話を仲間からきいたことがあります。

フライト便の担当配置は、保安上の問題もあり、なかなか個人的な都合で調整できないのが本来だと思いますが、今回の福地選手の帰国便のような「フライト調整」は、どんどんやって欲しいものだと思います。

 

そんなほっこりするニュースがある一方、東京医科大学だけでなく、順天堂大学、昭和大学などでも、浪人生や女子受験者に対する「入試差別」があったそうです。

よく知られている話ですが、

◆女子学生→傾向として男子より重労働に耐えられない、外科医志望者が減る

◆浪人生→傾向として、医師国家試験に一発で合格しない

といった事情を考慮しての「入試差別(得点調整)」でしょう。

 

記憶が定かではありませんが、10数年前に、子育てを終えた主婦が、どこかの国立大学医学部を受験したら、合格ラインに達していたのに、不合格になったという報道がありました。

その際の大学側の理屈は「医師になったとしても社会で活躍できる年限が限られており国から助成金も出ていることから若い学生を育てる方が得策」といった趣旨が不合格理由だった気がします。

この時の世論は、感覚的には、「40過ぎて医学部に入学しても税金の無駄」みたいな論調が強かったと思います。

これが。医学部ではなく、法科大学院で「50過ぎて司法試験を目指します」だったら、入試差別はなかったでしょう。

 

政策(国策)的に、医師の数や勤務地の偏在を防ぐ必要は、確かにあると思います。

また、大学側からすれば、医師国家試験の合格率を上げ、大学病院での必要な医師科目の偏りも避けたいのはよくわかります。

少なくとも、「入試に関する調整」について、知らされていない受験生は被害者です。

ただ、この問題、なかなか難しい問題です。

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 10:04
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温泉施設における硫化水素中毒事故

JUGEMテーマ:ニュース

 

201410月に、北海道足寄町の温泉施設で、東京都の50歳代男性客が入浴中に硫化水素中毒の疑いで意識不明になった事故があり、北海道警は、国の安全対策を怠って事故を引き起こしたとして、同町の施設運営会社の男性経営者(58)を業務上過失傷害容疑で週内にも釧路地検へ書類送検する方針を固めたそうです。(20181016日付読売新聞より)

 

記事によると、

◆温泉浴室で発生した硫化水素による中毒を理由に刑事責任が追及されるのは初めて

◆高濃度の硫化水素を吸い込むと頭痛や呼吸障害を起こして死に至ることがある

◆国は一定量の硫化水素を成分に含む温泉施設を対象に、安全対策を定めている

◆安全対策例としては、空気中の硫化水素の濃度が基準値を超えないよう、温泉の注入口を湯面より上部に設け、空気と触れさせて薄めるなど

2014年に事故が発生した温泉施設は「オンネトー温泉 景福」(休業中)

◆捜査関係者によると、男性経営者は、国の安全対策を怠り、温泉の注入口を浴槽の底に設置するなどをしていた

◆被害男性は脳機能障害と診断され、現在も意識不明の状態が続いている

ということのようです。

 

記事情報から想像すると、気になる点は、

・経営者は、硫化水素発生温浴施設の国の安全基準を認識していたのか?

・保健所の指導はなかったのか?

・温浴施設の設計・施工業者は、この施設に適用される国の安全基準を認識していたのか?

・温泉施設の換気状況はどのように管理されていたのか?

・温泉施設では定期的な硫化水素濃度の測定など監視をしていたのか?

といった点です。

 

温泉施設を設置、営業するにあたって、保健所の調査が入ります。

その際に、硫化水素の危険性や換気対策などの指導が一般的にはあったと思います。

また、経営者が、わざわざ、意図して、お湯の注入口を浴槽内に設置するとは思えませんから、温泉施設の設計段階で、そのようになっていたと思います。

 

一義的には、温泉施設の経営者に責任があるとは思いますが、保健所、施設設計者の認識や責任はどうなっているのだろう?という点も気になる事故です。

 

それにしても、硫化水素中毒で意識不明になった被害者の方とご家族の方が気の毒でなりません。東京の方ですから、おそらく紅葉シーズンの観光で温泉を訪れたのでしょう。

本人はもちろん、家族にとっては、責任の所在をはっきりさせてもらわなければ、やりきれないでしょう。

司法の判断に注目です。

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 16:08
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電力小売り事業に参戦する西本願寺派の僧侶たち

JUGEMテーマ:ニュース

 

20181015日のテレビ朝日系ニュースが、

「“お坊さん売電” 電力会社より2%安く一般家庭へ」

というニュースを報道していました。

 

要は、お坊さんたちが、電力会社を設立して、電力の小売り事業に参加するそうです。

 

一般論ですが、「新電力の損益分岐点は5000kw」と言われています。

つまり、一般家庭に換算すると、

◆100V×30A→3kw

◆5000Kw÷3kw→約1667戸

となるので、ざっくりレベルですが「1667戸」との契約が必要になります。

報道では、

・2019年4月ごろから販売予定

・当初の販売地域は、西本願寺派の寺が多い中国地方を中心

料金は中国電力より2%ほど安くする予定

・将来的には全国での販売を目指す

とのことですので、「採算が取れる」との読みなのでしょう。

しかし、個人的には、1667戸の契約件数は、厳しいように感じます。

 

そもそも、京都の西本願寺の僧侶たちが、電力の小売事業に参入する理由は、

「檀家の減少によるお寺の経営が厳しいため」

だそうです。

 

お寺の役割は、色々あるのだと思いますが、私たちが身近なものが「冠婚葬祭」の「葬」と「祭」の部分です。

ただ、田舎の場合、全国的に独居老人が増え、檀家に所属していた家も、お年寄りがなくなると、次の世代は都会に住んでおり、檀家を脱退するので、要は人口減少=檀家数減少となっているようです。

 

また、生活様式の変化もあり、法事やお盆などのご先祖様を霊をまつる行事は、どんどん簡素化傾向ですし、「節約・倹約」の対象となっているので、西本願寺のお坊さんたちが期待する成果を得るには、相当な苦労が必要だと思います。

 

ただ、電力は、生活に密着しているので、家庭の事情や情報にアクセスしやすいツールです。

つまり、電力契約を足掛かりに、本業である「葬祭業へのニーズ」を掘り起こすことが可能です。

また、生命保険業との親和性もあるので、電力小売り業参入を契機に、他のビジネスにも参入する可能性もあるかもしれません。

普通に考えると「キビシイ」気がしますが、西本願寺のお坊さんたちの試みに注目したいですね。

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 16:10
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浜松餃子

JUGEMテーマ:グルメ

 

少し前のことですが、約10数か月ぶりに静岡県浜松市への出張がありました。

浜松市といえば、まず頭に浮かぶグルメは「うなぎ」です。

実際、駅に降り立つと南口の駅前には、何軒もの「うなぎ」の看板を出しているお店があり、タレが炭焼きで焼ける香ばしい匂いが漂ってきます。

ただ、近くに浜名湖があり、以前は、天然うなぎのお店も多かったようですが、最近は、愛知県などで養殖されたうなぎを使っているお店が殆どのようです。

 

前回出張では、3泊したので、そのうち2回の晩ご飯は、浜松で評判のお店に訪問し「うなぎ重」をいただきました。

 

浜松でうなぎ以外のグルメは、やはり「浜松餃子」でしょう。

浜松餃子の定義は、

3年以上浜松に在住して、浜松市内で製造されている事」

だけだそうです。

 

特徴としては、「円型状」に並べて焼いて中央に「もやし」を付け合わせるという点です。

「円形状」の由来は、「沢山のお客さんに対応する為一度に多くの餃子を焼くために、円形に並べて焼いたから」ということのようです。

また「もやし」は、脂っこさを消すために、試行錯誤した結果、手に入りやすい「もやし」に行きついたとされているようです。

 

前回は、下調べを怠ってしまいテレビでもよく紹介される浜松餃子の名店「昭和37年創業のむつぎく」さんの定休日にあたってしまい食べそびれたので、今回はリベンジでした。

http://mutsugiku.jp/

味的には、キャベツ中心の野菜多めの餃子で美味しかったです。

 

浜松名物ではありませんが、「静岡県だけで31店舗」ある「さわやか」(炭焼きハンバーグ)も「静岡グルメ」として有名です。

https://www.genkotsu-hb.com/

うなぎは、高騰していることに加え、もともと一般的には高級品なので「日常的な食べ物」ではありません。

そのため、県外者が静岡に来ると店舗が静岡にしかないこともあり「食べたい」と切に感じるのが「さわやか」です。

(このあたりの経営戦略は、函館を中心とするラッキーピエロと一緒ですね)

そのため、週末は「常に行列」イメージのあるレストランです。

知人の話では、7月下旬の御殿場店に寄ったら、2時間待ちといわれ、断念したそうです。

 

ただ、電車移動メインの出張の際には、訪問しずらいのが「さわやか」です。

それというのも、駅に近い店舗は、新静岡駅付近の店舗ぐらいで、基本的には「郊外型店舗」が多いです。

そのため、「わざわざタクシーに乗って食べに行くのもね」と二の足を踏んでしまうのです。

今回は、日ごろの運動不足もあり、ランニングついでに訪問してきました。

ちょっと距離を稼いで遠回りしたので、約7.5キロ走って店舗に到着。

平日のさわやかは、週末と違ってほとんど待つことなく入店できました。

 

名物の「げんこつハンバーグ(250グラム)」をひさびさにいただきました。

少し汗ばんだTシャツにランパン姿なので、クーラーの効いていた店舗は、汗が冷えて、少々寒かったです。

ベタですが、出張の楽しみは、やはり地元グルメです。

 

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ613号より)

 

 

 

 

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