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人間50年

JUGEMテーマ:日記・一般

 

織田信長の名言として有名な言葉に「人間50年・・・」があります。

ご存知の方も多いと思いますが、掲載してみます。

 

 

人間50年

下天のうちをくらぶれば

夢幻のごとくなり

一度生を受け

滅せぬもののあるべきか

 

 

この言葉は、熊谷直実が、平敦盛をやむを得なく討ち取った時に、世の中の無常を感じて出家した時に嘆きの言葉として残した言葉のようです。

 

織田信長の場合は、おそらく、

・人生は50年しかないのだから決死の覚悟でやってみるぞ

・人間は必ず死ぬのだから、生きているうちにやるだけのことをやって生きた証を残したい

という想いなのかもしれません。

 

平和な時代の人間には想像できませんが、戦国時代の武将は、常に、死と向かい合わせにあったわけで、こうした覚悟を強く抱いていたのかもしれません。

 

「人生一度きりだから、死ぬ前に後悔しない生き方をしよう」とは、よく言われる言葉です。

若い頃は、年長者から「若いうちは可能性が無限大、この年になると、もう先が見えてつまらないよ」と言われることもしばしばありました。

30前後の頃は、90歳まで人生があるとして、「残りの人生はあと2/3

現役で働くのは、次の1/3だから、それまでにしっかり蓄財して、最後の1/3は、のんびり過ごそう、と漠然と思っていました。

 

当時の発想で今を考えると、残り10年で2/3が終わります。

「生きてきた証(別の言い方だと爪痕)をもうちょっと残したい」と考えると、この10年は、もうちょっと計画的に人生を過ごさないとなぁ、と少し感じた節目の日です。

 

 

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author:有賀正彦, category:一般コラム, 12:01
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フリーランスで働く人に不利な契約

JUGEMテーマ:ビジネス

 

「芸能人やスポーツ選手などが移籍する際、元の所属先が不当な制限をすることは、独占禁止法に抵触する可能性がある」

という報道がされていました。

 

2018215日付のTBSの報道によると、

(以下引用)

 

◆芸能人やスポーツ選手など、フリーランスで働く人をめぐっては、所属先と契約をする際に、自由に移籍ができないなど不利な条件をつけられていることが問題となっていた

 

◆公正取引委員会では、こうした事態が独占禁止法に抵触しないか検討するため、去年、有識者会議を設置した

 

◆(有識者会議の報告書では)芸能人が契約更新の際に拒否しても事務所側によって強制的に更新される事例などが確認されたということで、これらの契約について、「独占禁止法の『優越的地位の乱用』にあたる場合がある」と指摘した

 

◆(報告書では)芸能事務所がタレントの育成などに費用がかかるため、移籍に制限をつけている事情にも理解を示していて、「事務所などが自主的に問題となり得る行為の点検を行い、未然に防ぐことが重要」としている

 

(引用ここまで)

ということのようです。

 

今まで、このような話はよく耳にしました。

芸能界で活躍したいと考える人は、星の数ほどいますので、いわゆる芸能プロダクション側の方が優位な立場にあり、「契約」に疎い芸能人のたまごに、不利な条件で契約を取り交わしてきた歴史は実際、多かったのでしょう。

 

このような一般社会からすれば「不利な契約」も「業界の常識」ということで済ませてきたのでしょうけれど、現代社会では「コンプライアンス経営」が重要視されています。

つまり、「不利な契約条項」があれば、今の時代、マスメディアはもちろん、SNSなどを通じてネットでもそうした事実が白日のもとにさらされてしまいますから、大手芸能事務所であればあるほど、「社会的に糾弾」されることになり、それは、経営上の大きなリスクといえるでしょう。

 

したがって、好むと好まざるとにかかわらず、大手芸能事務所は、真っ先に顧問弁護士などと協議して対策を練ってくると思います。

個人的には、タレントと芸能事務所間の契約だけでなく「業界における忖度」もおかしなことだと思っています。

 

よく耳にする話としては、タレントが大手芸能事務所を円満でなく独立した場合は、雑誌、テレビ、ラジオ、各種イベントなどで起用する側が、大手芸能事務所との良好な関係を期待して、大手芸能事務所の意向を「忖度」して、独立したタレントを数年間は使わないという「業界の掟」です。

この部分は、契約書のように書面があるわけでなく、「業界の空気」としてなされるので、仮にタレント側が「不当な圧力をテレビ局などにかけるのは止めてくれ」と芸能事務所を訴えたとしても、「不当な圧力をかけていること」を証明するのは困難です。

 

話は少しそれますが、今の時代、芸能人やスポーツ選手に限らず、フリーランスで働く人は、増えていると思います。

業界が狭ければ狭いほど、「移籍情報」などはすぐに関係者に伝わるので、「目に見えない業界の掟」が今後の仕事に良いことも悪いことも含めて影響は必ずあります。

(私が関係する業界でも、労働関連法規的に、どうなんだろう??という内容の契約も結構ありますが、わーわー騒ぐと仕事に影響が出るので、おとなしくしている人が大半でしょう)

 

一般論として「業界の秩序」はもちろんある程度はあるべきものだとは思います。

ただ、「業界権力者の見えない圧力に空気感として関係者が忖度する」風土は、すべての業界において徐々に排除されなければ、「働きにくい社会」になってしまうと思います。

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 14:58
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相次ぐ企業の品質不正に対する経団連の動きは手緩い

JUGEMテーマ:ビジネス

 

201826日に、経団連は、神戸製鋼所などで品質管理が問題となったことを受け、1500の会員企業や団体に呼びかけた自主的な不正調査の結果を発表したそうです。

 

毎日新聞の報道によると、以下の通りです。

◆不正が見つかった5社は、「東北電力」、「日立製作所と子会社の日立ビルシステム」、「三菱電機」、「ガラス最大手の旭硝子の子会社AGCテクノグラス」、「石油元売り大手コスモエネルギーホールディングスの子会社丸善石油化学」

◆日立は国土交通省が認定した基準に適さないエレベーターを製造、販売するなどしていた

◆三菱電機は荷物用エレベーターの安全装置に不具合が見つかった

◆東芝グループの東芝エレベータも20171226日に、国交省の認定に必要な申請に不備があったと発表したが経団連には「不適切な事例には当たらない」として報告しなかった

◆経団連はいずれも「安全性に問題はなく、再発防止に取り組んでいる」としている

(記事からの引用ここまで)

 

ひとことでいえば、「経団連も会員企業に呼び掛けて、問題があった企業は公表して、社会的責務を果たしていますよ」というポーズにしか見えません。

というのも、東芝エレベータのように、勝手に「経団連が言う不適切事例ではない」と勝手な判断をして報告していない会社もあるわけで、「とりあえず、経団連も何かやっていますよ」というレベルのものになっているからです。

つまり、「呼びかけ」は、形骸化していると思います。

 

また、経団連が公表したからと言って、経団連としての品質不正に対する取り組み方針や施策が発表されたわけでもありません。

経団連が基本財産を拠出して設立されている認証機関を審査する認定機関(JAB)があるわけですから、品質不正に対する取り組みやISO認証に対する信頼性確保など、「産業界の強力なご意見番」としてのリーダーシップを経団連には取ってもらいたいものです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ580号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 15:34
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ショートトラックリレー5-8位決定戦で世界記録を樹立したオランダチーム

JUGEMテーマ:スポーツ

 

日本人選手の金メダルの期待がかかったノルディック複合ラージヒルの渡部選手が、前半のジャンプで1位になり、後半の距離の中継開始までの時間に、ショートトラック3000mリレー女子を何気なく見ていました。

日本女子は、決勝進出を逃し、この日は「58位の順位決定戦」に出場していました。

 

日本は、メダル争いに関係ないので、テレビ観戦する側としては、超お気楽な気分。

58位の順位決定戦には、スピードスケート1000mで金メダルを獲得したオランダのテル モルス選手が、なんとショートトラックにも出場していたので、このレースの注目は、日本チームとオランダチームの滑りでした。

 

オリンピック以外では、代表選考会ぐらいしか、ショートトラックのレースを見たことがないので、シロウト目線のコメントですが、個人的なショートトラックのイメージは、

◆リレーはごちゃごちゃしていて、順位がよくわからない

◆転倒が多く発生して、「審議」になると何が違反なのかよくわからない

◆タイムより順位を競うレース

◆スピードの上げ下げが得意な人(チーム)が強い

◆抜かれないブロック力とイン、アウトからさっと追い抜く力が勝負のポイント

という感じです。

 

ただ、このレースを見ていて、びっくりしたのは、オランダチームが、いきなり全速力で滑り出しました。

一般的には、前半は様子見でゆっくりペース、途中から急激にペースが上がって、上位チームが下位チームをブロックしながら逃げ切る、というレースが多いので、オランダチームの滑りには唖然として、日本チームがどんどんおいて行かれるのを、ぼーっと見ていました。

 

結果的に、オランダは、5-8順位決定戦なのに、3000mリレーの世界記録を樹立(笑)

「すげー、競り合うレース展開ではなく、走力に自信があれば、飛ばしまくる戦術もあるんだぁ」と思っていたら、1-4位のメダル争いのレースが始まりました。

 

こちらのレースは、オーソドックスなレース展開で、4チームの中では、一番力が劣っていると思われたイタリアが前半から飛び出します。

途中、優勝した韓国チームのタッチの際に、カナダチームが転倒したので、ゴール後は「もしかしたら、カナダチームが救済されて韓国チームは失格になるのかな?」と思って中継を見ていると、なんと、中国とカナダが失格。

(素人目には、中国とカナダの失格理由がすぐにはわかりませんでした)

 

したがって、1-4位決定戦で2チームが失格となり、5-8位の順位が繰り上がり、メダル争いに本来絡んでいなかったオランダが銅メダル獲得という、驚きの結末でした。

テル モルス選手は、いわゆる「二刀流選手」で、同一五輪大会でスピードスケートとショートトラックのダブルメダル獲得達成です。

月並ですが、ショートトラックは「失格」がよく起き得る競技なので、「あきらめちゃだめだ」ということですね(笑)

 

報道によると、今回のショートトラック女子で代表となった高校3年生の神長汐音選手は、来シーズンは、テル モルス選手に憧れていて、スピードスケートへの挑戦も表明しているようです。

スピードスケートは、ナショナルチームでのトレーニングが中心になるので、仮にスピードスケート選手として目が出た場合、ショートトラックと両立できるものなのか、心配ですが、オランダチームがリレーで示したような「圧倒的な走力で逃げ切る」選手になってほしいな、と思いました。

 

それにしても、トップアスリートの競演である五輪は、毎日がドラマですね。

今日は、

カーリング男女の決勝トーナメント進出とスピードスケート女子団体パシュートに期待しましょう。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 12:37
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職場によってはサラリーマンでも生涯現役化が進むかもしれない

JUGEMテーマ:ニュース

 

「78歳で入社、90歳正社員 シャッター製造支える」

こんな見出し記事を、2018220日付の毎日新聞が掲載していました。

 

記事によると、

◆オーダーメードシャッターの製造会社「横引シャッター」に勤務する平久守さんは90歳の正社員

78歳の時に知人の紹介で入社した

◆現在の仕事はシャッターを支える金具の一つを作っている

◆平久さんは「死ぬまで仕事を続けたい」と意気込んでいる

20歳のころ、ハサミや包丁の溶接を主とする工場を自ら設立した

◆長年、家族経営してきたが、海外の安い製品の台頭で需要が減り、65歳で会社を畳んだ

◆廃業後は、赤羽や錦糸町など都内各地をバスで回って散策するなど、リタイア後の生活を気ままに楽しんでいた

12年前、知人から「年齢に関係なく新規雇用をしている」と現在の会社を紹介され、再び働き始めた

◆勤務時間は午前10時から午後5時までで、片道30分かけて自転車で通っている

という。

 

記事を読んで、月並みですが、これからの時代、サラリーマンであっても、生涯現役で働ける会社が増えるんだろうな、と思います。

大企業では、定期採用が基本ですから、どこかで「定年」を設けなければ「老害」が発生し、下が成長しませんし、仕事がやりづらいですし、何より、労働者が無駄に余ってしまいます。

 

しかし、

・一定の受注が継続してあり、仕事が安定している

・受注は安定しているが決して高給ではない

・そこそこの人手が必要

という状況の中小零細企業であれば、「健康で協調性がある労働者」なら、「働きたいだけ働いてください」という企業も意外と多く存在するでしょう。

 

自営業者として、ある程度の蓄財があり、悠々自適な老後であっても、社会とつながっていたいという欲求が強い人は多いでしょうし、ぶらぶらしているぐらいなら、年金以外の定収入を得たいという人ももちろんいるでしょう。

 

私自身は、人並みに趣味もありますが、人との交流も欲しいので、ノルマがあったり責任感が軽い仕事で、要は「ストレスフリーで働ける仕事」であれば、ボケ防止もかねて、死ぬまで働きたいという欲求が70歳以上の高齢者になっても芽生えるかもしれません。

 

しかし、今の仕事であれば、まず無理だろうなぁ、と思います。

常に、最新の経済状況や産業界の動向、世間のトレンド、法規制の変更などをインプットし続けなければいけませんし、クライアントや取引先と丁々発止のやり取りをすることは、精神的にしんどいので、仮に「宝くじで10億円」が手に入れば、すぱっと今の仕事は辞めるか、相当規模を縮小してストレスが少ない仕事だけに絞ると思います。

 

話題は変わりますが、今朝(220日)の日経新聞の一面に労働法規の対象外となっているフリーランスの立場の人の業種ごとの最低賃金などが現在検討されているそうです。

産業界に有利な法規ではなく、働く人にとっても産業界にとっても、有効な法規制になってほしいと思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:ニュースを題材にした話, 16:04
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平昌五輪2日連続で日本選手の金メダリスト誕生

JUGEMテーマ:スポーツ

 

2018218日の夜は、平昌五輪日本選手団として2個目かつ2日連続の金メダル獲得に興奮した時間となりました。

 

17日は、男子フィギュアの羽生選手と宇野選手のワンツーフィニッシュに感動するとともに、違ったタイプのふたりのメンタルに驚かされました。

メディアの報道で、ふたりについては、言い尽くされているので、詳細は触れませんが、

◆右足ケガの治療により2か月間滑らなかった羽生選手の体形が全く変化せず維持されたこと

◆羽生選手は、故障中に解剖学など普段勉強していない必要な情報の文献を読み漁ったこと

◆羽生選手は、4回転のコンビネーションの失敗を単独の3回転予定をコンビに急遽切り替えたこと

◆宇野選手は、他の選手の演技を待っている間、見ていること

◆宇野選手は、羽生選手の点数を確認して、ベストの演技をすれば逆転できると確信して演技をを始めたこと

・・・

といった点が、試合後の二人については、印象に残りました。

種目は違いますが、スピードスケートの高木美帆選手も、前走した選手の結果を見ないタイプですし、トリノ五輪金メダリストの荒川静香さんによると、殆どの選手は、自分の演技に集中するために、前の選手の点数は見ないそうです。

見ることにより、妙なプレッシャーがかかり、平常心を失うことを避ける狙いがあると思いますが、宇野選手は、しっかり、前の選手の出来栄えを確認して計算して滑り出すところがすごいです。

 

結果論ですが、宇野選手は、「現在のプログラムでベストの滑りができれば逆転可能」と考え、冒頭の4回転フリップで転倒した時点で、「もう金はない、残りをしっかり滑って銀を獲ろう」と切り替えたわけですから、羽生選手やフェルナンデス選手の得点を知らなかったら、冒頭の4回転フリップを失敗しなかったんじゃないか、という声もあると思いますが、私は、宇野選手のいい意味での鈍感力というか、動じない精神力では、滑り終わった選手の得点を把握したうえで、演技をしたからこそ、銀メダルを獲得できたのではないかと思います。

 

それにしても、宇野選手のキスアンドクライでの銀メダルが決まった瞬間のきょとんとした表情は、きっとこれからの人生において、一生忘れないアスリートの表情のひとつになったと思います。

 

話が長くなりましたが、2日連続の金メダル獲得となった18日は、スピードスケート500メートル女子の小平選手です。

 

日本のスピードスケートのメダルの歴史を振り返ると、

1984年のサラエボ五輪で期待された黒岩彰選手がメダルを逃し、北沢選手が銀メダルを獲得して以降、

1988年のカルガリー五輪

→黒岩彰選手500mの銅

1992年のアルベールビル五輪

→黒岩敏幸選手500m銀、井上純一選手500m銅、宮部行範選手1000m銅、橋本聖子選手1500m

1994年のリレハンメル五輪

→堀井学選手500m銅、山本宏美選手5000m

1998年の長野五輪

→清水宏保選手500m金、1000m銅、岡崎朋美選手500m

2002年のソルトレークシティ五輪

→清水宏保選手500m

2010年のバンクーバー五輪

→長島圭一郎選手500m銀、加藤条治選手500m銅、女子チームパシュート銀

とスピードスケートでは、14個のメダルを獲得しており、日本の得意種目です。

 

しかし、今回の平昌五輪が始まるまで、メダルは14個ありますが、金メダルに限ると長野五輪の清水選手の1つのみ。

ですから、小平選手の金メダルは、なんと日本にとって20年ぶりなんですよね。

清水選手の金を獲得した時のガッツポーズの印象が強くあれから、20年も経過したことが月並みですが、信じられません。

 

ありふれた言葉ですが、好きこそものの上手なれ、という言葉が、小平選手にはぴったりはまります。

競技に出会う最初のきっかけは、親や地域特性などでしょうけれど、興味を深く持つ、負けず嫌いでやり続ける、という性格は、後天的な要素よりも、先天的な要素が大きいのかもしれません。

小平選手は、子供のころから何時間でも滑っていたそうです。

また、体育会系の環境で育ちながらも、監督やコーチに言われてやることよりも、自分で考えて納得したことしかやらなかったことも、成長スピードは遅くても、長年にわたって、モチベーションを切らさずに、技術も底が見えることなく成長し続けてこられた秘密かもしれません。

 

話はガラッと変わりますが、219日のニュースで、国内唯一のスケルトンの施設がある長野市のスパイラルが、2018年度から製氷を休止するそうです。

そり系種目としては、ボブスレー、スケルトン、リュージュがありますが、今回日本は、ボブスレーでは出場枠を獲得できず、リュージュは選手自体を平昌五輪に派遣していません。

一説には、これらの選手は、国内に100人未満らしいので、競技力向上以前に、新たに始める競技人口のすそ野は、衰退の一途でしょう。

冬季五輪では人気種目のジャンプやノルディック複合も、国内の競技人口は少ないそうですが、ジャンプ台は、各地にそれなりにあります。

しかし、1972年開催の札幌五輪の施設もほぼ廃墟と化しており、五輪開催地の札幌と長野でも、そり系競技に取り組んでいる人は、実態としては、どんどん先細りしているのでしょう。

 

「五輪種目だから国がもっと施設を整えて環境を整えて欲しい」と思う反面、衰退していってしまってもしょうがないのかな、と思います。

おそらく、日本以外の国でも、施設維持にコストがかかる割に、競技人口が少なく、テレビ中継などにもあまり適していない、という実情は、似たような状態なのではないでしょうか。

 

冬季五輪種目は、夏季五輪種目と比較して、もともと少ないので、競技人口が少なくても、なかなか除外種目の声が高まりませんが、近い将来、そういった声もそり系種目は、高まるのかもしれないですね。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 13:17
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ロンバケ以来22年ぶりの共演が話題の木村拓哉さんと山口智子さん

JUGEMテーマ:エンターテイメント

 

ネットニュースで、木村拓哉さん主演で、現在放送中の連続ドラマ「BG〜身辺警護人〜」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第6話と第7話(22日、31日放送)に、山口智子さんがゲスト出演すると報道されていました。

 

月並ですが、木村さんの人気は、SMAPの解散前後から「裏切者扱い」されて、急激に好感度が下がっていて、一時は何本ものCMに出演していましたが、今はゼロになっているそうです。

また、ドラマに関しても、木村さんを起用すれば高視聴率が稼げ、社会現象にまでなった状況は過去のものとなり、木村さんの演技自体も「何を演じてもキムタク」といわれるように、演技力もあまり評価されなくなっているようです。

 

ただ、私個人としては、社会現象化していたころの木村さん主演ドラマを、年齢的に仕事が忙しかったこともあり、きちっと最初から最後までも、ドラマを通してみることが少なかったせいか、ここ最近の作品は、リアルタイムの放送時間帯で見れない時も、せっせと録画して、まとめてみたりしています。

 

現在放映中の「BG〜身辺警護人〜」は、第5話まで、しっかり見ていますが、木村さんの敵役ともいえる警視庁の刑事を江口洋介さんが演じ、木村さんの上司を永島敏行さん、上川隆也さん、同僚には斎藤工さんが演じていて、厚生労働大臣役は美魔女の石田ゆり子さんが起用されて、基本的に、1話完結もので面白く視聴させてもらっています。

 

40代に入っても、恋愛シーンを背景に絡めるテイストが多かったりして、「いくらキムタクでも、世間は実年齢を知っているわけだし、木村さん自体も年相応の見た目になってきて無理でしょ」という作品が以前だとまだまだありましたが、この作品では、木村さんが、「同僚におじさん扱いされている」、「シングルファーザーで家庭臭さが出ている」という40代半ばの世間的にあり得る設定になっていて、見ていて安定感があるように思います。

 

さて、冒頭の話題の「山口智子さんゲスト出演」ですが、こちらも、個人的にはとても楽しみです。

木村さんの出世作ともなったロングバケーションは、本放送の時には、半分ぐらいしか見ませんでしたが、その後に放送された再放送で全部見ていますが、今見ても秀逸な作品です。

最終回の「せなー、みなみー」と呼び合うシーンは、何度見ても懐かしくて心躍ります。

 

報道では、木村さんと山口さんは「共演が22年ぶりではなく22秒ぐらいに感じた」と感想を漏らしたそうですが、この感覚は、一般人からしたら、うらやましく感じます。

俳優さんたちは、当然ながら、ドラマ、映画、舞台などが活躍の場ですが、それぞれのお仕事が「プロジェクト」で、制作側は、原則的には、役柄に合った俳優さんにオファーして作品を作るので、俳優さんたちの所属はバラバラです。

サラリーマンに関わらず、多くの一般人の仕事は、いまでこそ、企業間を超えた「コラボ」がありますが、それでも、仕事の99%以上は「同じ所属先の人」であり、組織(所属先)が変われば、基本的に、同業者であれば、業界の勉強会などで顔を合わすことはあっても、一緒に仕事をすることはまずありません。

 

22年ぶりではありますが、夫婦漫才のように、息の合った木村さんと山口さんの「元夫婦」役を楽しみに視聴したいと思います。

ちなみに、第6話の22日は、平昌五輪では、ノルディック複合団体開催日。

日本チームにメダルをとってもらって、ドラマも気分良く視聴させていただければ、最高だな、と思います。

 

 

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 16:19
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平昌五輪前半戦

JUGEMテーマ:スポーツ

 

月並ですが、今回の平昌五輪は、日本人選手の活躍が下馬評から、ある程度、期待されていました。

だから、五輪の放送予定を見ていると、毎日がワクワクです。

 

2006年のトリノ五輪では、日本人選手のメダル獲得は、フィギュアスケート女子の荒川静香選手の金メダルただひとつでしたので、今回のように、冬季五輪で、1日に4人もメダリストが誕生すると、スポーツニュースを見るのが楽しくて仕方がありません。

 

もちろん、スピードスケート女子1000メートルの小平選手、ノルディック複合ノーマルヒルの渡部選手、ハーフパイプの平野選手については、「金メダル」が噂されていただけに、「銀メダル」という結果には、少々、残念でした。

しかし、各選手とも負けてもすがすがしいんですよね。

この姿は、スポーツ観戦のファンとして、金メダル獲得時とは違った感心というか、感動もありました。

 

平野選手とショーン・ホワイト選手、そして、渡部選手とフレンツェル選手との一騎討ちの戦いは、五輪史上、語り継がれる名勝負のひとつになったといえるでしょう。

ノルディック複合のNHK解説は、1994年のリレハンメル五輪で金メダルを獲得した阿部雅司さんだったのですが、「渡部選手とフレンツェル選手は、ずるくない正々堂々としたレースをした」という分析を聞いて、さらにすがすがしさを感じました。

 

小平選手は、滑り終わった後に、手を上げて観客の声援にこたえていて、ファンとしては、「本人が納得した滑りだったのだから、本当に良かった」と心から思いました。

小平選手は、以前から、「結果より自分が納得できるベストのレースをすること」を目標に掲げていたので、本人が納得するベストの走りができたのであれば、外野としては、本当に良かった、と思います。

 

ただ、スピードスケート男子500メートルで、長野五輪で金、ソルトレーク五輪で銀を獲得した清水宏保選手のレース解説によると、

◆アウトスタートだったことで選手を追う(風よけ機会)のが1回であったこと

◆テル モルス選手が好タイムを出したことで前半を押さえてしまったこと

◆前半を押さえてしまったことで中盤に無理な疲労がたまりバランスを崩したこと

などが小平選手の敗因だったと分析している話を聞くと、「コンマ勝負の世界は本当に微妙なことが結果を左右するんだなぁ」と思いました。

 

それにしても、今回の冬季五輪の解説を見ていると、分析が的確だな、と思います。

解説者の中には、アナウンサーから勝因や敗因の分析解説を期待されても、「気持ちです」と根性論中心の解説で、聞いていて「はぁ〜??」という方もいます。

(ジャンプの原田雅彦氏の解説は「オリンピックですから」「風の影響が」というフレーズが多く選手自体のコンディションや飛型、直近の状態や想像される心理的状況などがなくちょっと残念です)

 

平昌五輪の中盤から後半戦もフィギュア男子の羽生選手、宇野選手をはじめ、ノルディック複合ラージヒル渡部選手、団体、スピードスケート女子の小平選手の500、団体パシュートなど期待種目が目白押しです。

解説陣の分析にも注目して楽しみたいと思います。

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author:有賀正彦, category:スポーツ・芸能に関する話, 11:45
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三菱マテリアル子会社のISO認証の取り消し

JUGEMテーマ:ビジネス

 

「三菱マテリアル子会社のISO認証が取り消しになった」

そうです。

 

201826日のフジテレビによると、

◆製品データの改ざんが発覚した三菱マテリアルの子会社2社のISO9001認証が認証機関に取り消された

◆認証が、取り消されたのは、三菱電線工業の箕島製作所(ゴム製パッキンなど)と三菱伸銅の若松製作所(銅製品など)

◆取り消しの決定は、認証機関であるJQAが特別審査を実施した

JQAによると、取消理由は、「適合性に重大な懸念があると認められたため」と説明している

ということだそうです。

 

少々専門的な話になりますが、組織にお墨付きを与える認証機関に対しては、「マネジメントシステムの審査及び認証を行う機関に対する要求事項」(ISO17021-1)という要求事項があり、その要求事項では、以下のような規定があります。

(以下、要求事項を一部抜粋)

 

9.6.5 認証の一時停止,取消し又は範囲の縮小

9.6.5.1 認証機関は、認証の一時停止、取消し又は範囲の縮小に関する方針及び文書化された手順をもち、それに付随する処置を規定しなければならない。

 

9.6.5.2 認証機関は、例えば次に示す場合には、認証を一時停止しなければならない

− 依頼者の認証されたマネジメントシステムに、その有効性に関する要求事項を含む認証要求事項に対し、常態化した不適合又は深刻な不適合があった

− 被認証組織が、要求された頻度でのサーベイランス又は再認証審査の実施を受け入れない

− 被認証組織が自発的に一時停止を要請した

 

9.6.5.4 もし一時停止の原因となった問題が解決した場合には、認証機関は一時停止した認証を復帰しなければならない。被認証組織が、一時停止の原因となった問題を、認証機関が設定した一定期間内に解決できないときは、認証の取消し又は範囲の縮小をしなければならない

 

9.6.5.5 認証機関は,認証範囲のいずれかの部分に関し,認証要求事項について常態化した不適合又は深刻な不適合があった場合、要求事項に適合しないこれらの部分が除外されるように被認証組織の認証範囲を縮小しなければならない。このような縮小は,認証に使用される規格の要求事項の意図に沿ったものでなければならない。

 

(要求事項の引用ここまで)

 

一般的には、通常の認証審査、あるいは、マスコミ報道や内部や関係者の通報により特別審査を実施し、「認証要求事項について常態化した不適合又は深刻な不適合があった場合」は、認証の「一時停止」や「範囲の縮小」といった処置が認証機関によって実施されます。

検査員資格を持たないものが検査をして、出荷していた日産自動車の場合は、「範囲の縮小」という措置が取られています。

 

しかし、今回の三菱伸銅と三菱電線については、特別審査によって一気に「取消」という措置になっているということは、相当根深く深刻な不適合が、特別審査によって検出されたということでしょう。

 

ひと昔前であれば、マスコミ報道で、品質不正が発覚して、認証機関による特別審査が実施されても、「不正はコンプライアンス上の問題であり、マネジメントシステムととの関りは低い」というような調査結果から、「認証に与える問題はない」とか、せいぜい「一時停止」という対応になっていたように思います。

しかし、これだけ、ISO認証の信頼が失墜するような各社の品質不正が報道されると、

◆長い間審査を認証機関は実施しているのに問題を検出できないとは何なんだ

◆不正があったという事実から認証付与を継続することは困難である

という判断を認証機関はするようになったのではないかと思います。

 

通常の審査は、「不正を暴き出すというより、要求事項の適合性を積極的に見出す」という側面があり、要は、組織が回答した内容や提示した記録について、性善説の視点で評価しているので、「回答内容は嘘をついていた」「審査員に見せるために都合よく記録を作成していた」という「認証審査の信頼感を損なう事実」があったなら、その時は「取消しますよ」というのは、当然の流れなのかもしれません。

 

個人的には、認証機関は「認証の取消」をしただけでなく、「長年の審査で不正が検出できなかった理由と対策」についても、発表して欲しいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ580号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 08:30
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内部監査において「観察事項」はどう対処するべきか

JUGEMテーマ:ビジネス

 

マネジメントシステム監査の世界では、監査をした結果を、「適合」「不適合」「観察事項」という区分に分けている。

(※マネジメントシステム監査には、内部監査のような第1者監査、発注先が調達先を監査するような第2者監査、認証機関が実施するような第3者監査がある)

 

一般的には、これらの区分は、以下のように定義されていると思う。

◇適合:要求事項を満たしていること

◇不適合:要求事項を満たしていないこと

◇観察事項:1)現状では不適合ではないが、放置しておくと不適合となる可能性のあるもの

      2)不適合ではないが、更によい効果をあげるための提案(改善の機会)

     3)特筆すべき良い点で、水平展開が期待できるもの

 

これも一般的であるが、監査証拠が適合であると判断した証拠は、内部監査などは、チェックリスト等に残すのみであるが、第三者審査(認証機関や認定機関の審査等)では、報告書にも記載しているケースが多い。

つまり、監査依頼者に報告される事項は、内部監査の場合は、不適合と観察事項は具体的な内容が報告されるが、内部監査の場合は、実質報告されず、第三者監査の場合は、適合の証拠もある程度、報告される。

 

これは、よく考えれば、当たり前で、内部監査の場合は、経営者が自社のマネジメントシステムを自社で選定した内部監査員に調査させるのであるから、不適合や観察事項を明確に報告すれば、監査の目的は内部的にはほぼ満たす。

しかし、第三者監査の場合は、監査した結果を、直接監査した監査員を含まない監査員や有識者などで構成された判定会議等で監査の適合性をチェックするから、適合と判断した証拠もある程度の情報量が必要になるからだ。

 

監査をした人間の立場から言えば、適合の証拠に関しては「監査員を信じてほしい」といいたいが(笑)、認証機関や認定機関は、組織形態は「民間組織」とはいえ、世間に「あの組織はマネジメントシステム規格に適合した組織運営をしていましたよ」と公表する立場であるから仕方がない。

 

仮に、企業不祥事が起きた時など、その不祥事を発生させた企業のマネジメントシステム監査を担当していれば、世間さまから「どんな審査をしてOKと判断してきたんだ」と突っ込まれること必至だから、マネジメントシステム審査は「製品保証の審査ではなくシステムの審査だ」と言っても、システムが適合していた証拠を外部に示せなかったら、マネジメントシステム審査の信頼性が揺らぐことになってしまうだろう。

 

さて、冒頭の「指摘区分」に話しを戻すと、「不適合」と判定された事象は、是正処置を実施することが必須であるが、観察事項は、監査された側(被監査部門)の自由裁量とされていることが一般的だ。

 

「観察事項」の取り扱いについて、第三者監査の場合は、「被監査側の自由裁量」とすることは当然だろう。

不適合と判断しなかったもの(観察事項)に対して、強制力を持たせたら、第三者としての性格性が薄くなってしまう。

ただ、監査員教育の講習会講師をしていて、よく質問を受けるのは、「内部監査(第1者監査)や第2者監査でも観察事項は自由裁量でいいのか」、とか、「そもそも観察事項はすべて対処してもらうべきものではないか」といった点である。

 

確かに、おっしゃるべきだとは思う。

第2者監査の場合は、調達先に対して実施するのだから、発注者が「監査基準上は不適合ではないが、観察事項についてもなんらかの手を打ってほしい」と要求することは当然で、自由裁量にしたら、何も手を付けない恐れがある。

また、第1者監査の場合も同様で「指摘したらな是正までを求めなくても対応はするのが当然」と考えるのもわかる。

 

しかし、私の個人的意見としては、現実的に、内部監査の場合は、日常の立場としては、平社員(監査員)が他部署の管理職に対して出した観察事項に対応を求めることは難しいだろうし、内部監査員にそこまでの権限は持たされていないだろう。

しかたがって、内部監査の場合も、観察事項は被監査部門の自由裁量として指摘し、依頼者(経営者や監査責任者)に報告すればよいと思う。

したがって、内部監査員が指摘した観察事項に対して、「組織として対応を打つべき」と判断する必要性は、監査依頼者が判断すればいいと思う。

 

話題は変わりますが、観察事項は、冒頭で述べたように、マイナス面の事象とこれは良いことだからどんどん水平展開してもらうべきというようなプラス面がある。

観察事項は、認証機関によっては、改善の余地とか、推奨事項と呼ぶケースもある。

ただ、この「推奨事項」という言葉は、「お役所用語」としては、「褒めたたえられるプラス面の意味だけで、マイナス面のイメージは指摘された側にはない」とある役所組織に言われたことがある。

 

白黒の判定がつきやすい不適合と違って、観察事項は、相手組織の習慣を考慮しながら伝えなければ、監査側の指摘の意図が伝わらないものになってしまう、とつくづく思う。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ499号より)

 

 

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author:有賀正彦, category:ISOマネジメントシステム全般, 07:29
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